2014年7月13日日曜日

「Xperia ZL2 タッチ&トライ」(動画撮影編)


2014年5月30日に開催された「Xperia ZL2 タッチ&トライ」アンバサダー・ミーティング Vol.3に参加し、ソニーモバイルコミュニケーションズ社のモニターとして「Xperia ZL2」を約1ヶ月間お借りしていました。
 既にお借りしていたXperia ZL2は返却済みなのですが、もう少しだけ使用した感想をまとめられれば・・・と考えてます。

 今回は4K動画について。これ気になっている方も多いですよね。今回の機種での目玉機能の一つだと思うんです。

 下の映像は実際に4K動画(3,840 x 2160)撮影したものを、そのままではサイズが大きかったのでQuick TimeにてHD(1280 x 720)動画に変換したものです。オリジナルでは約43秒の映像でおおよそ300MBでしたので、ざっくりと14秒当たり100MBの容量が必要になる計算です。本体の記録容量には十分余裕があるので通常は本体側に記録するので問題ないかと思いますが、肝心な時に容量がパンパンで記録できなくなることも十分考えられるので、4K撮影後は適宜記録した動画ファイルをMicroSDやPC側に移してあげたほうが良さそうです。



多摩市を流れる乞田川沿いに生息する翡翠


 リサイズしていますがこれだけ綺麗に動画で撮影できるのなら、スマフォで動画撮影する場合に従来割り切っていた画質に対する考え方も変わってくるかと思います。動画撮影に強い機種であることは間違いありません。驚愕しましたf(^^;

 映像は多摩市内を流れる乞田川沿いに生息している翡翠を撮影してみました。動きがすばしっこくて、神出鬼没なのでピピピッという軽い笛のような鳴き声を頼りに撮影してみました。撮影モードを色々試しながらの撮影だったためアップでは上手く撮影できなかったのですが、それでも自分的には十分満足できる動画が記録出来ました。動画撮影の方もこの映像を基準にもっと上手に撮影できるよう精進します(^^;;;

 最後に・・・おそらく前機種Z1の時も指摘されているようですが、撮影時の発熱問題です。上記映像は初夏になりかけの時期(晴天炎天下)に撮影したということもあり、撮影途中でZL2本体から温度エラーの警告が出て撮影が出来なくなることがありました。

 一旦温度エラーの警告が出てしまうと暫く撮影できず、4K動画撮影はおろか静止画撮影の方にも影響が出てしまいます(数枚は撮影できますけれど)。おそらく防水・防塵機能に対応させているため、ZL2内で発する発熱を上手く筐体側に逃せないことが原因なのだろうなぁ、と推察しています。ディスプレイ側に放熱させるのが手っ取り早いんでしょうけれど、バックライトのLEDの劣化や寿命にモロ影響しますし、背面の持ち手側の放熱特性を良くすると熱くて端末が持てない、なんてことになりかねないですから・・・ こう考えると現行ZL2での4K動画撮影には使う上で制限があり注意が必要なんだと思います。まずは真夏の炎天下では温度的に厳しいため、短時間(1分以内?)且つ1回きりでの撮影と割り切っておいた方が良いのかもしれません。屋外でも使用したいのですが、4K動画撮影は安定した温度での室内撮影向きの機能です。

 ZL2が4K動画撮影可能なのは紛れもないことなのですが、実際に使用制限なく使えるようになるには、プロセスが微細化して低消費電力化する次期種以降に期待する必要がありそうですね。

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