今回はXperiaシリーズのストロングポイントであるカメラ及びカメラ機能について、実際に触ってみて自分なりに感じたことをまとめてみたいと思います。
デザイン、ムービーを含んだカメラ機能、ハイレゾ音源対応というのが今回のイベントというかXperia Z3シリーズのキーワードなのですが、その中でカメラ関連で言えばISO12800までの高感度対応と動画撮影時の手振れ補正がセールスポイントになっています。
特長としては高感度、動画撮影時の手振れ対策、ハイレゾ音源対応
高感度撮影ではISO12800まで対応
暗い場所でも感度を上げることができます
前機種のZ2、ZL2世代の時も話されておりましたが、これは"One SONY"による技術の結集によって成り立っているのですが、今回は更に進化してますっ!!
レンズ、イメージセンサー、画像処理エンジンの三位一体
実際にはこんな感じのブロック画像で活用しています
Xperiaシリーズ カメラ機能−進化の過程
ISO12800まで対応なので暗いシーンでも撮影可能です
しかも高感度ノイズがあまり見受けられません
高感度ノイズを低減した技術説明
これくらい薄暗い風景で人物も綺麗に撮影できると撮影の幅が広がります
続いて動画撮影時の手振れ補正についてですが、これかなり凄いと思います。
というのは、撮影者側の所謂手振れを解析し、かなり手振れを軽減するよう補正してくれるんです。これも元々はハンディーカムやデジカメの機能を応用したようなのですが、デモ映像を見た限りでは、ほとんどブレを抑えてました。
もしかしたら出川哲朗さんのような突撃カメラ映像も、Xperia Z3シリーズを使えば簡単に撮影出来るかもれませんね(笑)
もちろんそれなりの撮影スキルや、携帯ストラップなどを上手く活用し撮影者がXperiaをしっかりホールドする必要はありますけれど、撮影に対するの敷居が下がるのは嬉しい事です
手振れ補正についての説明
撮影担当の方が身体を張って、手振れ補正効果を実証されてました
途中では光学補正を搭載している“あのスマフォ”なんて対抗心も(笑)
通常の動画撮影映像(手振れ補正の有無比較)
手振れ補正の仕組み
防水機能があるのでラフティングでの撮影でも手振れ補正が活躍
パラグライダーからの空撮でも手振れ補正が活躍
これだけ手振れ補正が効くと動画撮影の守備範囲が広がります
その他、従来からのXperiaシリーズではお馴染みのカメラアプリ機能の数々の説明。
そして今回新たに加わった新機能、フェイスインピクチャー機能の説明。
おまかせオートやタイムシフト撮影、4K動画撮影機能等ももちろん搭載
今回追加されたフェイスインピクチャー機能
フェイスインピクチャーというのは、通常のリアカメラ画像に、フロント側(つまり自撮り)画像を合成し、1つの画像・映像として記録できる機能です。
こうすることで集合写真で撮影者だけが写り漏れる心配はなくなります。当日欠席したため、別の日に撮影し直した欠席者みたいですけど(^^;;;
この機能に凄く興味があってプレゼン後のタッチ&トライで説明員の方に伺ったのですが、残念ながらフロント側の画像・映像は鏡像とのことで、リア側で撮影された実像と合成すると少し違和感が出てしまいそうです。例えばみんなで右手上げてピースサインで撮影したい場合などには、フロント側の人は左手でピースする必要があります。
しかしながら、カメラの画像・映像としてわざわざ反転しているだけなので、フェイスインピクチャー機能を使用する時だけ、フロント側の映像を実像にするか、鏡像にするかをタッチパネルで簡単に切り替える機能とかを付加できそうですね。
SONYさん、この件如何でしょう?
それにしてもホント、当日参加された皆さん、ご担当者さんのプレゼンを真剣に聞き入ったり、タッチ&トライで色々試されてましたね。
別室のタッチ&トライ会場では、ISO12800での撮影を体験されている方がやはり多かったです。自分も試してびっくりでした。ホント凄かったです。
当日のタッチ&トライ会場の模様
Z2、ZL2世代から更に進歩したXperia Z3、カメラ機能を筆頭に益々便利で高機能になってます。
次回はPS4との連携機能や、その他液晶ディスプレイなどについて、更に記事としてまとめてみたいと思ってます。